脳タイプ

 

今年3月末のことになりますが、2013年以来、久しぶりに脳診断テストを受けてみました。

 

2013年にはじめてこのテストを受けたとき、私の脳の使い方は右脳に偏っていて、左脳があまり使えていない状態でした。まさに【The☆右脳人間】という感じで情と感覚で生きていたように思います(上記、手書きメモが入っている方の画像)。

 

脳の領域は、【右脳2次元】【右脳3次元】【左脳2次元】【左脳3次元】という4つにタイプ分けされます(詳細説明は下の図内にあります)。

 

この『脳診断テスト』は、脳医科学に基づき、都立駒込病院脳神経外科部長 篠浦伸禎先生が心理専門士 本田ゆみさんとともに提唱したもの。

 

篠浦先生は脳腫瘍治療で高い評価を得る覚醒下手術(患者の意識がある状態で行う手術)で世界トップクラスの実績をもつ医師です。

 

2013年のとき、篠浦先生に、「私は左脳があまり使えていないようなのですが、どうしたらいいですか?」とお聞きしたところ、

 

「その弱みを意識して使って行くとともに、あなたの強み、右脳3次元優位タイプはコミュニケーション能力に長けているから、何かをやるときは左脳分野が得意な人とチームを組んでやっていくこともいいと思いますよ」とアドバイスをいただいていました。

 

2013年は私が運動指導者としての道をあゆみはじめた頃。仕事柄、感覚を感覚のままではなく、それを言葉にして人にわかりやすく論理的に伝えるスキルが必要になりました。

 

自分の仕事を通して皆さんの力になりたい。その一心で勉強と実践を重ね、必要なスキルを身に着けていった結果、2020年、気づけば、全部の脳の領域がバランスよく使える状態になっていたというわけです(上記S-Brain協会と書かれている画像)。

 

この今の仕事は、個人ではじめた仕事ですから、すべて自分でやらなくてはいけないということも脳を成長させた理由のひとつかもしれません。

 

また、脳にはこれらの領域分け以外に人間脳(動物脳コントロール力)などのカテゴリーもあります。この部分は、以前も今も私は高い数値です。人間脳とは、理性や見識で欲求や本能をコントロールし、他人と強調しながら生きていくなど、人間的な脳の使い方。

 

篠浦先生は「志」を持てば脳が成長すると言われています。

【私心にとらわれることなく「公」を考えることが脳に新しい回路を開き、「志」を持つことがストレスを乗り越える脳を作る。脳の「いい使い方」が幸せに生きるための鉄則だということが脳科学的に解明されつつある。】

 

「公の心」「志」は、本来、日本人の魂、集合意識(DNA)の深い部分に刻まれた日本精神そのものではないでしょうか。日本人である私たちは脳をより良く使い幸せに生きるための高いポテンシャルをすでに持っていると思います。